はちみつを知るブログ自然と生きる

はちみつの様々な活用方法

はちみつの使い道…と聞かれたとき、みなさんはどのような方法を想像されますか?

お土産でいただいたはいいけど、なかなか減らない、うちはパンに塗るなら蜂蜜よりジャム派です…と、いつの間にか忘れ去られていました、なんてことありませんか?

最近になってテレビなどで、はちみつの話題が出たり、料理番組でもはちみつが使われたりと少しずつはちみつの世界に広がりが出てきていると思います。百貨店でもはちみつを使った化粧品のブランドなんかもありますよね。意外と身近に使い方が、たくさんあるはちみつ。今日は様々なはちみつの活用方法について、お話しさせていただきます。

朝エネルギーチャージしたい!仕事前に!

朝は眠いけど、シャキッとしたい。そんな時に役立つのが「ブドウ糖」。みなさんが普段召し上がるお米やパンなどの炭水化物の最終形態になります。夜の間にも私たちの脳は常に働いており、エネルギーを消化しているため、忙しい朝には即効性のあるものを効率よく摂取したい。そんな時に役立つのが蜂蜜です。

蜂蜜は約80%が糖類でできており、その大部分がブドウ糖と果糖の単糖類で構成されています。単糖類は、これ以上分解できない形のため、胃や腸への負担も少なく、体内への吸収速度が速いことが特徴です。脳へもダイレクトに運ばれるため、理解力や判断力、集中力などUPの効果も期待できるとの研究結果も少なくありません。勉強やお仕事で集中したとき、疲労したときなどにもスプーン1杯のはちみつを召しあがってみてはいかがでしょうか。

朝のはちみつの摂取方法としておすすめは、そのまま食べる以外に以下のような食べ方があります。

  • はちみつ×ヨーグルト
    • 実はこの食べ方はよく知られていますが、理にかなった摂取方法なのです。はちみつに含まれるグルコン酸は、ビフィズス菌の発生を促進させ、体内のアルカリと酸のバランスを整える働きがあります。以上のことから、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌がより活発になり、整腸作用なども見込まれるでしょう。

ハチミツの中でも、ブドウ糖や花粉が多く含まれている蜂蜜は結晶化しやすいです。

私は仕事で疲れた時や集中力が途切れたな、もう少し頑張りたいと思った時、スプーン1杯のはちみつの香りを嗅いで、口の中で転がしながらゆっくり溶かします。そうすると、しばらくしてからじっくり集中できるのです。そんな時私が選ぶのは、ブドウ糖の比率が比較的多めのハチミツです。ブドウ糖が多い蜂蜜は結晶化しやすいので、私が食べるのは、少し濁った白い粒々のある蜂蜜をいただいています。

気分爽快!今日も頑張るぞー!となるはちみつ。是非お試しください!

胃もたれ、胃痛、二日酔いなどで体を労わりたい。。。

はちみつと健康効果に関する研究は、様々な形で発表されていますが、対人での研究では比較的「はちみつ×胃・腸・肝」の研究が多いという印象です。養蜂が実際に行われていた紀元前3000年頃のエジプト時代には、はちみつが料理に使用されていましたが、一方でこの時代には既に医学的に「はちみつ」が薬として使用されていたと言われています。特にこの時代は主に胃薬として使用されていたと、エジプト時代の医学書には記されています。

なお、アメリカやドイツ、ロシア、フランスなどで民間療法として胃潰瘍や十二指腸潰瘍にはちみつが有効との研究や、果糖が肝臓のアルコール分解作用を促進させ、血中アルコール濃度を低下させるというというような論文が以前から発表されています。

想像以上にはちみつと医学的利用の関係性の歴史は長いのですが、近代になってもハチミツの有効性についての研究が続けられているのです。

はちみつが胃腸や肝臓に有効であるという理由として挙げられているのは、

  1. 便通が良くなる
  2. 胃腸の炎症を改善させる
  3. 腸のぜん動運動を促進させる
  4. アルコールを分解・解毒させる

などと言われています。近年発表されたものですと、ニュージーランド原産のマヌカハニーがピロリ菌に効果的という論文が発表されて、注目を集めた記憶が新しいです。マヌカハニーは抗菌力が高いことでも有名ですね。

私は、マヌカハニーは少し高価ですので、ミネラルが多く含まれた蜂蜜を普段使いしています。はちみつに含まれる亜鉛やポリフェノールなどは抗酸化作用があり、これらは胃腸の粘膜のトラブルなどに効果があるといわれています。また、お酒を飲みすぎると体内のミネラルが過剰に排泄されてしまいますし、アセトアルデヒドの血中濃度が高くなり、肝臓がアルコールの分解を頑張りすぎて低血糖など、様々な症状が重なって二日酔いになってしまいます。そんな時に、ミネラルや果糖が多く含まれる蜂蜜をスプーン一杯を口に入れると、不思議とそのうち体が楽になって気持ち悪さが軽減するのです。

一般的にポリフェノールや鉄などミネラルが多く含まれる蜂蜜は、色が濃いとされていますが、一方で、色の濃い蜂蜜では独特の風味があることが多く、栗やソバのハチミツは比較的好みも分かれるのも確かですので、味見もせずに買うと「なんだこれ!」と驚かれるかもしれません。

もし、お家に眠っているそんな蜂蜜やお店でテイスティングする機会がありましたら、是非試してみてください。

素材の味を楽しむお料理に使いたい!

ネットで検索するとはちみつレシピの多いこと!お料理での使い方は様々ありますが、例えばシンプルな素材の味を生かしたいお料理や飲み物の場合はどのような蜂蜜を使うとよいでしょう。

紅茶やお酒に入れるときは、その紅茶やリキュールの香りを大事にしたいですよね。はちみつの役割としては、ちょっとした甘みを加えたいという意図で入れる。また、サラダや和食の煮物で使用するときにも、素材の味や色を大事にしたいですよね。

このような時に使うのにオススメは「薄い色であまり癖のないハチミツ」を使用しましょう。

先の項でお話ししましたように、濃い色のはちみつはミネラルなどが多く、個性的で苦味や香りが主張するようなはちみつが比較的多いです。ですので、淡い色やクリームのようなはちみつを使用すると、素材の味も楽しめておすすめです。

お料理や飲み物に合わせたハチミツのマリアージュを楽しみたい!

先ほどは素材の味を大切にして、はちみつを利用する方法でしたが、この項でははちみつの素材の味もうまく引き立てて、美味しい料理をつくるマリアージュについてお話しします。

はちみつには様々な味わいと風味があり、それをどの料理に合わせるのかを考えるのも一つの楽しみ方だと思います。

例えば、カレーやスパイシーなエスニック料理を想像してみましょう。使用する素材そのものがそれぞれ主張していますよね。そのスパイシーな中にどんなはちみつを入れたらよいでしょうか。例えば、少しスパイシーな風味のある栗のはちみつは、もみや松などの樹液を吸った昆虫が分泌するものを蜂が採集した甘露蜜などを入れると、ちょっとした癖も素敵なアクセントに早変わり!

また、パンにもライ麦パンや、黒いパン、白いパン、様々ありますよね。どのパンにどんな蜂蜜が合うかを考えてみましょう。

  • 白いパン×柑橘系やアカシアなどのすっきりとした蜂蜜
  • 黒いパン×色の濃いクリや甘露蜜などのしっかりとした味わいの蜂蜜
  • レーズンパン、ライ麦パン、クルミパン×白いクリーム状の結晶化した蜂蜜

答えはありませんが、そのまま食べるのか、焼いて食べるのか、チーズをのせて食べるのか?で何通りも楽しむことができるのです。

ワインのマリアージュでも考えられているのですが、色の濃いものには濃いもの、薄いものには薄いものという考え方や、その土地の食べ物にはその土地の蜂蜜を・・・という考え方も、はちみつのマリアージュでは生きてくると思います。

是非様々なお料理に活用し、新たな発見があると嬉しいですよね。

※はちみつは熱に弱い食べ物です。栄養成分が減少しないような食べ方となると、長時間の加熱処理をしないような、サラダや飲み物、漬物、そのまま何かに塗ったりかけたりするような食べ方をするとよいでしょう。一方、暖かいお料理の中でも独特なはちみつを使用して香りや味わいを楽しみたい場合は、あまり長時間で熱さず仕上げとして利用することをおすすめします。

スキンケアや歯磨きなど美容利用したい!

はちみつには300種類以上の成分が含まれていることから美容にも効果があると言われています。昔はクレオパトラも蜂蜜の愛用者だったとか。

例えば、はちみつの約80%以上を占めるブドウ糖と果糖。これらは吸水性や浸透性が優れていて、お肌の潤いを保持してくる役割を持っています。また、はちみつに含まれるグルコン酸は、水と合わせると過酸化水素を発生させます。オキシドールという消毒剤を耳にしたことがあるかもしれませんが、殺菌力に優れた物質です。ニキビや肌荒れ、口腔内では雑菌の繁殖を防ぎ、口臭予防なども期待できる蜂蜜

いつも使っている化粧水に約10%希釈くらいの割合で、使用する直前に手にのせて混ぜ合わせ、お肌につけると効果的

1日3回の歯磨きタイムのうち1回ははちみつ歯磨きをしてみてはいかがでしょう。歯の汚れや歯周病予防にも効果があるようで、蜂蜜を加えた水でうがいするのでも十分だそうです。

まだ、1日3回の歯磨きの後寝る30分前にスプーン一杯の蜂蜜を食べたところ、口臭予防+認知症予防にも効果があったとの論文が発表されています。まだまだ少人数での研究ですが、より多くのエビデンスが得られ、蜂蜜の可能性が今後広がっていくのが楽しみですね。

咳が止まらないときに!

これも昔からの民間療法ですが、アメリカの「バーモンの民間療法」という本に咳に効くとして蜂蜜が使用されていました。日本でも「ゆず×蜂蜜」や「かりん×蜂蜜」、後はレモネードなどもありますよね。

今年2018年にBBCニュースでも報じられており、アメリカの米国国立衛生管理研究所(NICE)および英国公衆衛生局(PHE)から新たに提案されたガイドラインでは、咳嗽の症状を改善するのに、蜂蜜が役立つとのことが発表されました。

これは現在まで報告されている蜂蜜の咳嗽に対する作用に関するエビデンスや、比較的市販の咳止めと同等の効果があると言われていることが一つ、また、抗生物質への耐性が現在アメリカでも問題なっており、まずは、普通の咳止めとしてであれば蜂蜜や市販薬を最初の治療薬として取り入れるべきだというガイドラインになっています。

また、大人の咳には「はちみつ×コーヒー」の組み合わせで症状が改善されたというイランの論文も発表されています。

民間療法から、少しずつエビデンスが確立され、蜂蜜が医学的利用できるような日も近いかもしれませんね。

過剰摂取せず、一回にスプーン一杯くらいでしたら、健康上影響はないでしょうし、副作用もないでしょう。(はちみつのアレルギーや糖尿病の方などを除く)

※なお、天然のはちみつの中には、食中毒の一種ボツリヌス菌が含まれている可能性があります。そのため、1歳未満の乳児には与えないようにすることが食品ラベルに必ず書いてありますので、厳守しましょう。また、先ほどのアメリカのガイドラインにおいては、5歳以上の子供と大人に適応したものになります。

※咳の症状には様々な疾患が隠れている場合がありますので、小児やご高齢の方、長引く咳などには医療機関の受診をおすすめします。

まとめ

はちみつは、意外と様々な使い道があります。

そのまま食べたり、お料理や飲み物に使ったり、スキンケアや日々のお手入れに使ったり・・・使い道はたくさんあります。

医学的なエビデンスはまだまだ研究が足りていないのが現状ですので、今回お話ししました、はちみつが私たちに与えてくれるポジティブな影響については、現在、論文で発表されている蜂蜜の魅力についてご紹介させていただきました。

家庭で気軽に使っていただけるのが、蜂蜜の魅力だと思っておりますので、是非ご興味のある使い方がありましたら、お試しいただけたらと思います。

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