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お気に入りのハチミツの探し方と選び方

みなさんのご自宅に、はちみつって置いてありますでしょうか?頂いたものがあったような、なかったような…でもあんまり使い道がなく…そんな方も多くいらっしゃると思います。

日本の食卓の必需品「さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(醤油)・そ(味噌)」には、入っていないので、ご自宅では蜂蜜はあまり使わない、という方が圧倒的に多いかもしれません。事実、私もはちみつを常備し始めたのは最近のことですし、はちみつの使い方を知ったのは、日本はちみつ協会の認定アドバイザーを取得してからになります。

すべての砂糖をはちみつで代用?そこまでする必要はあまりないと思いますが、栄養面を考えると「砂糖」ではなく「はちみつ」で調理してあげた方が、体に優しかったり、ぐっと素材を引き立てるお料理を作ることができるものもあります。

調理などの活用方法についてはまた、別の機会にお話しさせていただくことにして、今日は、私のお気に入りのはちみつ「My honey」を探す旅に出てみましょう!

はじめに~蜂蜜とは?~

以前の記事でも紹介させていただきましたが、はちみつは人工甘味料と違って、ほぼすべての工程を蜂が行い、ナチュラル100%の食べ物です。蜂が蜂蜜をつくる製造過程において、蜂特有の消化酵素によって多くの糖分は単糖類(ブドウ糖・果糖)に処理されています。そのため、はちみつはとても栄養成分の種類が豊富で、かつ胃腸への負担が少ないエネルギー源として利用できます。

はちみつの分類と見分け方

はちみつの規格には大きく分けて2種類あります。それは、日本の規格と国際規格です。

日本の規格とは、全国はちみつ公正取引協議会が認定している規格で「はちみつ類の表示に関する公正競争規約」になります。

国際規約はCodex規格と言いますが、これはWHOやFAOなどを中心とした国際食品規格委員会が定めているものです。

日本国内で販売する際には、日本の規格に準じて販売されています。

はちみつの分類で少々混乱しやすいのが、日本の「はちみつ類」という考え方です。国際規格では「はちみつ」のための規格になりますが、日本では「はちみつ類」の規格を定めています。日本におけるはちみつ類を分類してみますと以下の5つに分けられます。

  1. 「はちみつ」:みつばちが集めた花蜜を巣の中で熟成させた甘味物質。※定められた組成基準を満たす
  2. 「精製はちみつ」:1の「はちみつ」から色や匂いなどを取り除いたもの。※定められた組成基準を満たす
  3. 「加糖はちみつ」:はちみつの他に40%以内で異性化液糖などの添加物を加えたもの。
  4. 「巣はちみつ」:蜂の巣にはちみつが蓄えられたままの状態で販売されているもの。
  5. 「巣はちみつ入りはちみつ」:巣はちみつが入ったはちみつ。

それぞれの用途があり、スーパーに行くとこの他にはちみつシロップやオリゴ糖入りはちみつなど、実に様々なはちみつが使われた製品が同じコーナーに並んでいます。

いっぱいありすぎて迷ってしまいますよね。

ここで大事なのは、1の「はちみつ」もしくは4,5の「巣はちみつ」もしくは「巣はちみつ入りはちみつ」を選択することです。

なぜか?それは、店頭で「精製はちみつ」はあまり見かけないかもしれませんが、精製はちみつは加工段階で熱処理をしておりますため、栄養成分は少なくなっています。また、「加糖はちみつ」には、はちみつ以外のものが含まれていますので、栄養的な面を考えると、普通のはちみつがおすすめです。

選び方は簡単。裏にある食品ラベルを見てみましょう。

一番上の食品の名称に「はちみつ」もしくは「巣はちみつまたは巣入りはちみつ」と書かれていれば◎です。あまり蜂蜜を食べたことがないという方はまずは「はちみつ」を選んでみてはいかがでしょうか。巣入りのはちみつはとても美味しいですが、触感などが人それぞれ好みが分かれるでしょうし、普通のはちみつより、やや高価になります。

そして、もちろん原材料名には「はちみつ」以外の記載がないこと。

第一段階として、何も加えず何もひかない純粋な「はちみつ」を選びましょう。

さて、ラベルを見てみると、「純粋はちみつ」と書かれたはちみつと「はちみつ」としか書かれていない蜂蜜があります。

これは特に大きな問題ではありません。

例えば「生」「ナチュラル」「ピュア」「天然」という言葉を使いたい場合、ラベル上は「純粋」という言葉に統一して記載しましょう、という取り決めがあります。つまり、混ぜ物のないそのままの本物の蜂蜜の場合は「純粋」と表記できますよ、という決まりです。この表記は義務ではないので、本物の天然のはちみつを作っていたとしても、特に「純粋はちみつ」と書かない養蜂家さんやメーカーさんも多くいらっしゃるわけです。

以前、蜂に関する研究をされている教授の講演聞いた際、「はちみつは本来、蜂の巣から取れたそのままのものを指す。生蜂蜜や純粋などという括りは、違和感がある」とおっしゃっていました。

ここでもう一つ私たちが考えなければならないのが、「純粋はちみつ」もしくは「はちみつ」と表記された天然の蜂蜜でも、中の成分に違いがあるかもしれないという可能性です。

一般的に足さず引かずの、原材料はちみつだけのものを「純粋はちみつ」、「はちみつ」と日本では決めていますが、最後のはちみつの処理方法が異なることで、栄養に違いが生まれてきます。

それは「高温加熱処理」です。

よく「非加熱」や「生はちみつ」という言葉を使いますが、これらはきちんとした定義はありませんので、ここでは低温加熱を除いた高温加熱処理の話に限定します。

高温ではちみつを加熱すると、時間の経過とともにはちみつの栄養成分は曲線を描いて減少していきます。そうなると、はちみつの酵素から栄養成分まで、少なくなってしまい、ただの甘い蜜になってしまうのです。

それでは、せっかく蜂たちが作ってくれたものがもったいないですよね。栄養成分もなくなってしまうなんて、とても残念です。

ただ、この高温加熱処理の有無は食品ラベルで見ただけではわかりません。なぜなら、日本では成分や品質変化に関する規定は定められていなく、例え高温加熱した栄養分の少ないはちみつでも、「純粋はちみつ」「はちみつ」として販売が可能です。

栄養の高い低いの違いがあるにもかかわらず同じ「はちみつ」として販売されているのは一つの問題であるとも言えるでしょう。

実際にはちみつはどこで購入したらいい?

純粋で、かつ、高温加熱していないものを探すには・・・それは、一番私が確実でおすすめをしたいのは養蜂場の見学に行ってみることです。

養蜂場の見学では、ミツバチのことや採蜜のこと、ビン詰めから販売まで知ることができます。さらに実際に採蜜体験をおこなっている養蜂場もありますので、ナイフで蜜蓋をとり、遠心分離機でぐるぐる回した後、ビン詰めしてそのままお持ち帰り♪ということができる場所もあります。

自分で採るので、なにも処理していないことが、実感できます。

次に、顔の見える生産者さん、もしくは店頭で養蜂家さんや輸入業者などが直接販売していて、取り扱っている蜂蜜について答えていただけるような、場所で購入するとよいでしょう。蜂蜜専門店でもいいと思いますし、マルシェなんかもいいですね。

自社で取り扱っているはちみつについて情報発信している業者さんでしたら、メールでも電話でも問い合わせてみると、あなたの疑問も解決できると思います。

あとは、これは一概には言えませんが、安すぎる蜂蜜というのも、ちょっと注意しましょう。なぜなら、1匹のミツバチが一生の間につくるはちみつはティースプーン一杯分と言われています。激安のはちみつを見つけたら、こんなに安くていいのか?という疑問は持って、様々な情報を加味した上で、購入した方が良いかもしれませんね。

お気に入りのはちみつの探し方

はちみつの味は地域や蜜源によって様々です。単花蜜(一つの特定の蜜源植物からとれた蜜を使ったはちみつ)、例えばアカシアのはちみつだからどれも同じというわけではありませんし、百花蜜(様々な花・植物から集めた蜜を使ったはちみつ)も同じように地域によって違います。採蜜時期によっても違いますし、先ほどお伝えしました、処理の仕方によっても味わいは異なるものです。

まずは、様々なはちみつを試してみましょう

購入してみる、養蜂場を訪ねて試食があればいただいてみる、店頭販売やマルシェなどで試食させてもらう。様々な場所だ色々なはちみつと出会う機会があると思います。

味だけでなく、普段使うのでしたら価格も考えますよね。ですので、試食してみて、自分が美味しい!と思ったものをまずは一つ購入してみてはいかがでしょうか。

味覚や香り、触感の好みは人それぞれですし、体調によっても感じ方は異なるといわれています。

まずは食べてみる!そうして自分が美味しいなと思うはちみつに出会ったとき、あなたの生活の中にひとつハチミツという小さな楽しみが増えると思います。

最後に~はちみつの選び方~

  • 純粋で、高温加熱処理していないはちみつを選びましょう!
  • はちみつの購入は、
    • 養蜂場など顔の見える生産者さんから
    • 店頭販売やマルシェなど、自社製品の情報発信やお問い合わせに対応してくれるところから
    • 自分で信頼がおけると思ったところから
  • お気に入りのハニーに出会うには、まずは様々なハチミツを試してみましょう。

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